神野金之助氏、足跡たどる 神野新田研 市政資料館でパネル展
名古屋電気鉄道(名古屋鉄道と名古屋市交通局の前身)の設立に携わるなど、明治から大正期にかけて活躍した名古屋の実業家、神野金之助氏(1849~1922年)の足跡をたどるパネル展(神野新田研究会主催)が名古屋市市政資料館(名古屋市東区白壁1)で開かれている。2月4日まで。観覧無料。
神野金之助氏は尾張国海西郡江西村(現在の愛西市)の出身。名古屋に拠点を移して御用商人としての地位を確立したほか、銀行や生命保険会社、鉄道などの設立に関わり、東海地方の経済や社会発展の礎を築いた。また、豊橋市で広大な「神野新田干拓事業」を推進したことでも知られる。
展示会では、氏の足跡を38枚のパネルや貴重な資料を通じて紹介する。開館時間は午前9時から午後5時(2月4日は午後3時)まで。
今年は名古屋市昭和区にスタートアップ拠点「ステーションAi」が開業する予定で、館内の「愛知県産業偉人展示施設」でも革新的な企業家54人のうちの1人として、氏の功績が紹介される予定だ。
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