名証が株式投資コンテスト チーム戦は愛知学院大優勝
名古屋証券取引所は26日、学生が仮想資金を使って上場銘柄の取引を行う「名証株式投資コンテスト」の表彰式を開催した。個人戦は神戸大学のクローバーさん(ニックネーム)こと伊藤まりさん、チーム戦は愛知学院大学のチーム「ばいきんまん」がそれぞれ優勝した。
コンテストは、仮想元手資金1人300万円を、期間中にどれだけ増やせたかを競う。学生の経済への興味を促す狙いで、全国から個人戦に145校1166人、チーム戦に36校から80チーム(300人)が参加した。
参加資格を学生のみに絞った2018年以降、参加者は過去最多となった。コンテスト実施期間は10月26日から12月4日まで。
竹田正樹社長は「今回、SNS(交流サイト)で告知したこともあり、高校生の参加が増えた。コンテスト期間の(日経平均株価)騰落率は8・5%上昇と値動きも大きかった。社会に出て、リアルな投資がスムーズにできるきっかけになれば」と話した。
優勝した伊藤さんは「コンテストに出場したことで、株式相場を継続してウォッチすることができた」と話した。ばいきんまんチーム代表の堀尾佳那さんは「適時開示情報を見てチームで意見交換し、企業ニュースを調べるなどして投資先を決めた」と語った。
記事をもっと読むには・・・