自動運転「レベル4」へ ナガシマで実証実験 桑名市
【四日市】桑名市は19日、同市長島町のナガシマスパーランド駐車場などで自動運転サービスの実証実験を始めた。
将来的に、運転手が同乗しない「レベル4」(特定条件下での完全自動化)の自動運転に向けた技術検証が狙い。2019年度から継続実施しており5回目。今回の実証実験では初めて国からの補助金(地域公共交通確保維持改善事業)を活用する。
実験は、自動運転システムを搭載した定員9人乗りの電気自動車(EV)バスと、同25人乗りEVバスの計2台を使って進める。小型バスはナガシマスパーランドの駐車場内を走り、大型バスはナガシマスパーランドと「なばなの里」の公道を往復する。いずれも運転手が同乗する「レベル2」で実験する。
22日までの4日間、関係者や一般市民含め約200人が試乗する予定。伊藤徳宇(なるたか)市長は「自動運転の将来的な社会実装に向けて力を入れていきたい」と話した。
なお、実験には三重交通(本社津市)、長島観光開発(本社桑名市)、アイサンテクノロジー(本社名古屋市)、三菱電機などが参画している。
記事をもっと読むには・・・