世界に挑むスタートアップ　（10）　外観検品工程簡略化システムのオプトテック　製造現場に「新しい光」　照射の最適化でキズあぶり出す　

　東三河地域の科学技術の拠点、豊橋技術科学大学（豊橋市天伯町雲雀ヶ丘１の１）の敷地内「インキュベーション（起業家育成）棟」に本社を置く、ＯｐｔＴｅｃｈ（オプトテック、藤井琢也社長）は、日本の生産工場、製造現場の外観検品工程を、大幅に簡略化するシステムの構築、営利事業としての立ち上げに取り組んでいる。検品対象品の撮影画像をＡＩ（人工知能）を使って解析し、キズを発見する。キズをあぶりだすための光の照射方法に独創性がある。まだ走り出したばかりだが、将来の半導体工場に必要不可欠な工程になるかもしれない。

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