6次産業化に評価、総理大臣賞を受賞 鶏卵のデイリーファーム
【半田】鶏卵の生産販売や農家レストランを手掛けるデイリーファーム(本社常滑市大谷芦狭間5、市田眞澄社長)は、本年度の農林水産祭で多角化経営部門の内閣総理大臣賞を受賞した。
農林水産祭は毎年、農林水産省が国内の優れた経営や活動を行った企業や団体を、農産・蚕糸(さんし)、園芸、畜産など7部門で「天皇杯」「内閣総理大臣賞」「日本農林漁業振興会会長賞」をそれぞれ表彰している。
東京都渋谷区の明治神宮会館で開かれた農林水産祭式典で表彰式が行われ、市田社長らが出席した。
同社は、自社生産の卵を使用するスイーツ店、農家レストラン、ベーカリーを運営し、6次産業化で収益を安定させた。また、観光施設として地域の雇用創出に貢献し、中学校の職業体験や食育への取り組みも評価された。
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