ブラザー工業 小池会長 「楽しく、前向きに」母校・滝学園で講演
ブラザー工業(本社名古屋市)の小池利和会長が、江南市東野町の滝学園で講演を行った。
同学園は2026年の創立100周年記念事業の一環で講堂を改修。今回はその完成を記念して講演会を開催し、1974年に滝高校を卒業した小池会長が講師として招かれた。滝高校1、2年生合わせて約700人が聴講した。
小池会長は、高校時代の思い出などを披露。ブラザー工業入社後の23年半にわたる米国勤務や社長として経験してきたことに触れながら、同社が市場の変化に合わせて製品・ビジネスモデルの変革に取り組み成長してきた過程を紹介した。
その上で「ビジネスは運。いろいろな人とつながり、楽しいことを考え、前向きにやっていると運命の神様がほほ笑んでくれる。そんな考え方も重要」と強調。人生を豊かにしていくために大切なこととして「学問」「人とのつながり」「挑戦と失敗」を挙げ、生徒の今後の活躍に期待した。
同学園の中島政彦学園長は「生徒は興味深く聴いていた。企業に対する捉え方も変わったのでは」と話した。
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