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上場企業分析 カネソウ 収益力、大幅に改善 製品の価格改定が押し上げ 営業利益率14・9%に 生産合理化を加速へ 

 排水金具、グレーチング(溝ぶた)などの建設用金物を製造するカネソウ(本社三重県朝日町)の収益力が大きく改善している。2023年4~9月期(単体業績)の営業利益率は14・9%で、5年前(18年4~9月期)の1・1%から大幅改善した。原材料価格高騰による販売価格への転嫁を昨年8月に一斉に実施して以降、製品ごとの値上げも随時進めてきたことが主因だ。12月には新たな鋳造設備の稼働を控える。生産合理化を進めることで収益力を高めたい考えだ。
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2023年11月14日の主要記事