「空モビリティ」社会実装へ 中部経済産業局ネットワーク立ち上げ
中部経済産業局は、空飛ぶクルマやドローンなどの「空モビリティ」の社会実装に向けて、中部地方の自治体や関連企業、業界団体などが広域で連携して取り組めるよう「中部次世代空モビリティ社会実装準備ネットワーク」を立ち上げた。30日、名古屋市内でキックオフミーティングを開いた。
キックオフミーティングは、幅広く参加者を募ったオープンセッションと、ネットワークメンバーに限定した意見交換会の2部構成で実施。会場とオンラインで、計約150人が出席した。
冒頭、中部経済産業局の伊藤浩行・地域経済部長が「空モビリティは、航空機と自動車産業の要素技術が重複する分野。中部の産業構造とも親和性があり将来のポテンシャルが高い」とあいさつした。続いて、国の政策動向や先行地域の取り組み紹介、基調講演などを行った。
今後も12月ごろに第2回、来年1月ごろに第3回のミーティングを予定。ネットワークを通じて、県域を越えたつながりの強化や、制度整備への働きかけなどを図る。
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