スタートアップを創出へ 春日井市など3者が協定締結
【尾東】春日井市と春日井商工会議所、中部大学の3者は、「スタートアップ推進に関する連携協定」を締結した。それぞれが持つ資源を活用し、スタートアップの創出やスタートアップと既存企業との共創に取り組む。
起業家教育やスタートアップセミナー、ビジネスプランコンテストを実施する。起業家教育は、春日井泉高校地域ビジネス課で4月から、中部大学経営情報学部経営総合学科では9月から、すでに始まっている。
10月25日には、中部大学の学生を対象にセミナー「起業編」を開催する。スタートアップ企業で活躍する卒業生を招き、起業事例を発表する。市内事業者を対象にした「共創編」は11月21日に開催する。また、来年3月上旬には、起業マインドの向上をめざし「ビジネスプランコンテスト」の開催を予定している。
春日井市役所で締結式が行われ、石黒直樹市長は「スタートアップの推進を3者で進めることで、産業振興と地域社会の発展につなげていければ」と述べた。また、春日井会議所の大誠会頭は「中部大学からスタートアップが出てきてほしい。産業界も応援していく」、中部大学の竹内芳美学長は「産官学が一体となり、地域色の濃い取り組みができれば」と、それぞれ話した。
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