名古屋市内の新築分譲マンション 8月平均6389万円 2カ月連続で6千万円越え
総合広告業の新東通信(本社名古屋市)は3日、8月の東海3県(愛知、岐阜、三重)新築分譲マンションの販売動向調査結果を発表した。名古屋市内の平均価格は前年同月比38・9%増の6389万円。地下鉄東山線の宅地物件などが価格を押し上げ、2カ月連続で6千万円を超えた。
名古屋市外の平均価格は3・9%減の4209万円。前年同月比では減少したが、2022年8月以降13カ月連続で4千万円以上と高騰が続いている。東海3県の平均価格は29・8%増の5885万円だった。
東海3県の初月成約率は8・8%減の65・6%。好調の目安とされる70%を割り込む月が22年11月以降、10カ月連続で続いている。マンション価格の高騰が市場全体の成約率を押し下げているとみられる。
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