剣道と共に歩んだ半生語る 中経マイウェイ新書出版 愛知県剣道連盟元理事長の祝要司さん
愛知県剣道連盟元理事長の祝(いわい)要司(ようじ)さんは、自身が剣道に打ち込んだ半生をつづった「剣禅一如と一源三流~剣道と共に生きた73年」(中経マイウェイ新書)を出版した。
祝さんは1949年生まれ。熊本県人吉市に住んでいた小学3年時、虚弱体質を改善するために剣道を始めた。高校時代にインターハイで優勝、大学時代に関東学生剣道選手権大会個人で優勝するなど輝かしい実績を残す。名古屋鉄道に入社後も、仕事と両立する形で剣道を継続し、2019年に県剣道連盟の理事長に就任した。74歳になった現在でも孫と稽古に励むなど「生涯剣道」を貫いている。
同書には、剣道から離れた人に、もう一度向きあってほしいという思いを込める。祝さんは「人間形成の修業は生涯続く。人生を通じて何かに打ち込むことは、決して無駄にはならない」と、メッセージを送る。
同書は22年7月1日から51回にわたって本紙最終面に連載した「マイウェイ」を加筆修正した。新書判で244ページ。価格は税込み880円。
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