アイ・オートが「100円レンタカー」開始
同社は、ことし設立20周年を迎える自動車整備工場。修理や民間車検、新車・中古車販売、自動車保険、ロードサービスなど幅広い事業を手掛けている。
格安レンタカーは、カーベル(本社東京都)が運営する100円レンタカー事業のフランチャイジーとして展開する。
塚本社長は「狙いは若い世代の新規顧客を増やすこと」と話す。同社はこれまで、地域密着型で営業してきたが、顧客の高齢化が課題となっていた。2年前に塚本社長が事業を承継して以来、インターネットや交流サイト(SNS)での発信を強めるなど、若年層の新規顧客開拓に力を入れている。
今回の取り組みもその一環で、「インパクトのあるレンタカー事業で知名度を高めたい」考えだ。新事業の開始に合わせ、新たにインスタグラムにも公式アカウントを開設した。
100円レンタカーは、3時間までの利用であれば、最も安いクラスの場合、10分間100円で借りられる。このほか、時間制や日数制でさまざまな料金メニューを設定している。
サービス開始に当たっては、軽自動車、軽トラックを各1台、コンパクトカー2台、ミニバン1台を用意。中古車でも登録10年未満の状態の良い車両をそろえており、ユーザーが借りた車を気に入った場合、購入することもできる。
塚本社長は「整備中の代車替わりや、近隣の大型店で買った荷物の運搬などに使える」と提案している。
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