環境特集 企業の取り組み
ユナイテッド・セミコンダクター・ジャパン
スマート社会の実現を目指して
ユナイテッド・セミコンダクター・ジャパン株式会社(USJC)は、世界有数のファウンドリーであるUMCの一員で、半導体の受託製造会社です。
UMCは2021年に「NetZeroCarbonEmissions」を宣言し、グループ全体で2030年までに30%、2050年までに100%の再生可能エネルギー導入を目標としています。目標の達成に向けて、USJCでは三重工場内に太陽光発電パネルの増設やオフサイトPPA電力の調達を進めています。
また、SDGs目標の一つである産業廃棄物削減にも取り組んでいます。2023年度は約2tを有価物化し、廃棄物量を削減しました。具体的には、①ウェーハの輸送用梱包材として使用される発泡プラスチック削減のため、梱包材を再利用可能な通い箱に変更する、②発泡プラスチックを減容化し有価物として売却を行う、③プラスチックを材質で分別し焼却に必要なエネルギーと費用を抑える等の取組をしています。これらの施策は、2022年12月に「みえスマートアクション宣言事業所*」に登録され、2023年に三重県より令和4年度の優良な取組として評価されました。
USJCは、今後も温室効果ガス排出量や廃棄物量、水資源の削減に向けた環境目標を策定し、環境活動を推進していきます。
*みえスマートアクション宣言事業所:資源のスマートな利用を宣言し、新しく自主的な取組を実施する事業所を登録する制度