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環境特集 企業の取り組み
メトロ電気工業

次世代の熱源「オレンジヒート」で脱炭素社会に貢献

メトロ電気工業の独自技術により開発された、赤外線カーボンランプヒーター オレンジヒート。最高温度 約2,000℃まで出力可能で、高い省エネ性と環境性能を有します。均一加熱や部分加熱など、材質や目的に応じた加熱が可能で様々な工程に応用でき、生産性や品質向上に寄与します。また、周囲の温度上昇や火災リスクが少なく、作業性や安全性向上にも貢献します。オレンジヒートの環境負荷低減効果が評価され、環境省主催の「令和3年度 気候変動アクション環境大臣表彰」にて「気候変動アクション大賞」を受賞しました。

2022年1月には「メトロ ゼロカーボン2030宣言」を発表しました。2030年までに温室効果ガス排出量の実質ゼロを目指します。この宣言に伴い、2025年までに国内の自社工場全体におけるCO₂排出量ゼロ(Scope1・2)のZCFを実現すべく、再生可能エネルギー電力への切替を行いました。これにより、本社・愛知工場並びに島根工場においてCO₂排出量を250t、97%削減(2013年度比)を達成しました。

残された温室効果ガスの排出抑制に向けて、ゼロカーボン車両や太陽光発電の導入検討・設備の省エネ化・空調照明の見直し等、再生可能エネルギーの省エネ活動を加速し、2030年までに温室効果ガス排出量の実質ゼロを目指してまいります。