環境特集 企業の取り組み
ミダックグループ
株式会社ミダックは昆虫食の脱炭素化を通じてSDGsに貢献します
株式会社ミダックは、2022年5月、昆虫事業を手掛ける株式会社オールコセイ(東京都江東区)、輸送用機器製造の齋藤精機株式会社(静岡県浜松市)、学校法人東京農業大学バイオロボティクス研究室(佐々木豊教授)とともに『ふじのくにi-SEC』を組成し、ブランドコオロギ『Re:Cricket』の研究・製造・販売等を通じて新しい社会や産業の創造を目指します。
昆虫食は、牛や豚、鳥と比較し、①高たんぱく(SDGs目標2「飢餓をゼロに」)、②動物性タンパク質1㎏あたりの温室効果ガスの排出量が少ない(SDGs目標13「気候変動に具体的な対策を」)、③飼育に多くの飼料・水、土地を必要としない(SDGs目標15「陸の豊かさも守ろう」)、など持続可能な代替タンパク質として注目を集めております。当社は廃棄物焼却廃熱等を活用した昆虫(コオロギ)飼育の脱炭素化を通じて、SDGsに貢献してまいります。
主な役割として、ミダックが昆虫生産の脱炭素化を図るほか、オールコセイが昆虫養殖・加工・販売、齋藤精密が昆虫生産設備の開発を担当し、東京農大バイオロボテックス研究室が昆虫日本農業の研究・教育を受け持っております。
※「ふじのくにi-SEC」の由来
i-SEC は incubation of Superior Edible Cricket の頭文字をとったもので、直訳は「高品質の食用コオロギの孵化」。Incubation には、孵化という意味のほかに、ふじのくに・静岡県で昆虫食を通じた新規事業の創出を目指す、という想いが込められています。