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丸栄跡地に新商業施設/中日ビル建て替え工事進む/さらなるにぎわい創出へ大型再開発進行/再開発・栄

栄のシンボルといえる名古屋テレビ塔(中部電力 MIRAI TOWER)
栄のシンボルといえる名古屋テレビ塔(中部電力 MIRAI TOWER)
栄角地とも呼ばれる「錦三丁目25番街区」の再開発計画エリア
栄角地とも呼ばれる「錦三丁目25番街区」の再開発計画エリア
丸栄跡地に開業した商業施設「マルエイガレリア」
丸栄跡地に開業した商業施設「マルエイガレリア」

名古屋の繁華街・栄は近年、その景観を大きく変えた。2020年9月にシンボルである名古屋テレビ塔(中部電力 MIRAI TOWER)が改修工事を終え、営業を開始。足元に広がる久屋大通公園では、公園・店舗一体型施設「レイヤード・ヒサヤオオドオリパーク」が誕生した。さらに大型の再開発計画が進行しており、さらなるにぎわい創出に期待がかかる。

テレビ塔と久屋大通公園の再開発は、名古屋市が2013年に策定した「栄地区グランドビジョン」によるものだ。27年以降に予定されるリニア中央新幹線の開業を控え、中核都市としての競争力を高める狙いがある。

ヒサヤオオドオリパークは、「都心の安らぎ空間」と「観光・交流空間」を創出するため、三井不動産に運営を委託。全国最大規模のパークPFI(民間資本による公園の維持管理)事業として注目されている。

話題性のある飲食店やブランドショップ、体験型ショップを集めてにぎわいを創出。テレビ塔も2~5階に高級ホテルやレストラン、VR(仮想現実)体験施設などを誘致、1階にも飲食店を導入した。また、夜間のライトアップは1670万色の表現が可能なLED(発光ダイオード)照明に更新するなど、観光施設としての魅力を高めた。

大型ビルの新陳代謝も進む。昨年10月には商業ビル「セントラルパークアネックスビル」が営業を終えた。1986年、栄北地区の中心施設として開業。当時、中部地区初出店として東急ハンズを誘致し、ピーク時の93年度には全館で141億円を売り上げていた。

ただ、その後は栄や名古屋駅周辺の商業施設との競争激化により、売り上げが落ち込んでいた。閉館後の再開発については、地権者と協議する方針を示している。テナント出店していた「東急ハンズANNEX(アネックス)店」は22年秋に栄地区で移転オープンする予定だ。

また、昨年9月末には名古屋国際ホテルなどが入居していた「栄町ビル」が閉館した。ビルを所有する興和(本社名古屋市)は隣接する「ニューサカエビル」や丸栄跡地との大規模開発を検討している。

その丸栄跡地では今年3月末、新たな商業施設「マルエイガレリア」が誕生した。地上3階建てで、延べ床面積は約1万1千平方メートル。飲食や雑貨など36店が入居した。

3月31日に1~2階、5月末に3階が開業する。1階はスーパーや飲食店、2階は無印良品が入居した。無印良品は売り場面積約3千平方メートルと市内最大で、東海4県初の工作コーナーを常設した。

3階には、飲食店情報サイト「ぐるなび」によるフードホールや、焼き肉店の叙々苑などが出店。また、屋外にLED(発光ダイオード)ビジョンを取り付け、アート集団「チームラボ」が手掛けた映像も流す。

今後も栄地区では大型の再開発が進む。建て替え工事を進めている中日ビルが24年春、三菱地所などが開発する「錦三丁目25番街区計画」は26年に開業する予定だ。

中日ビルの建て替え計画は2019年に発表された。新たな中日ビルは地上33階、地下5階建て。オフィスやホテル、商業施設、多目的ホールなどで構成する予定。

錦三丁目25番街区は名古屋三越栄店北側に位置し、「栄角地」とも呼ばれる一等地。計画中の複合ビルは41階建て。オフィスやホテル、商業施設などが入居する見通しだ。

このうち、ホテルでは、米ヒルトングループの最高級ホテルブランド「コンラッド」が進出する見通し。客室数は166室(スイートルームは33室)。平均客室面積は62平方メートル。26年8月に開業する予定。

中部地方には富裕層が宿泊する高級ホテルが少ないといわれており、栄地区の集客アップにつながることが期待される。さらに名古屋三越栄店が入居するビルの建て替え構想も明らかになっており、栄中心部がさらに発展することが予想される。

栄地区の期待値の高さは、土地取引などの指標となる公示地価に表れている。3月下旬に発表された愛知県の公示地価によると、商業地の上昇率トップは「名古屋市中区新栄町2の13」(栄第一生命ビルディング)の12・3%。上位5地点のうち、4地点が中区や東区だった。不動産鑑定士の小森洋志氏は「栄では中日ビルなどの大型再開発が進んでおり、期待感が高い」と話している。今後も、栄地区のにぎわい創出につながる活発な不動産取引が期待できそうだ。

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