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第2部「先輩社員の仕事紹介」
【ビジネス職】新聞広告:「経営者を中心にいろいろな人に出会える。人脈が広がる。」

自己紹介と入社動機について

皆さんこんにちは。中部経済新聞社の山下と申します。
年齢は…「松坂世代」といえばわかりますかね? 出身は、地元の半田市です。私は中途入社組でして、2007年に入社しました。

入社の動機は、もともと全国勤務が当たり前の会社で働いていたんですけど、社会人として働くうちに、やっぱり地元で腰を据えて働きたいと思うようになり、そんな中で中部経済新聞社なら転勤があっても東海三県内なので転居の必要もないだろうと思って応募し、ご縁があって入社する事が出来ました。

今までのキャリアは、新聞広告の担当として本社と地元である知多エリアを担当して、また本社に戻ってきました。当初の予定通り転居をともなう異動はありませんでしたね。

さて本日、私からお話をさせていただく項目は三点あります。

一つ目は、そもそも新聞広告の仕事って何?と思われている方が多いと思いますので、そのあたりにこたえられる内容をお話しします。その後に具体的な事例をもとに仕事の魅力をお伝えできればと思います。

「新聞広告」の仕事を知っていますか?

それでは、はじめに「新聞広告の仕事とは?」からお話をします。

そもそも、皆さんは新聞が1ページ当たり15段で構成されているって知っていますか?
現在は、文字サイズが大きくなって12段組みとなっていますが、昔から新聞の1ページは15段組といわれています。だから、広告営業を行うときにはサイズを「全5段」とか「半5段」といって、提案を行います。

基本的なページ組として、上10段を取材記者が埋め、下5段を新聞広告が埋めるという役割分担がされています。だから、広告担当者は、新聞を上から読むのではなく下から読む癖がつくといわれていますね。
朝、会社に来たら主要な新聞には目を通すのですが、やはり下から読んで、他の新聞では、どのような広告が出稿されているのかをチェックしちゃいますね。

少し話がそれましたが、つまり新聞広告の仕事は、紙面の場所をクライアントへ販売することといえると思います。皆さんのお手元に媒体資料をお配りしていますが、その媒体資料を基にスポンサーの意向を聞きながら広告を載せるスペースの提案を行っていくこととなります。

「新聞広告」の仕事は編集長?

その他にも、場所を売るだけではなく、記事も含んだ内容の特集記事を企画することもあります。多い時には1つの企画で20ページ以上にもわたる企画なんかもあります。

特集企画の場合は、最初に企画内容を考えます。どのような企画であれば、読者の興味を引いて、その上、広告出稿をしていただくスポンサーにも喜んでもらえるのか、時代のトレンドや○○の日といった記念日など様々な視点から企画を考えていきます。

企画がまとまったら、スポンサーへ提案します。スポンサーの了承が得られれば、今度は魅力的な紙面にするために記事の作成に取り掛かります。記事は、自ら書くことがなく、記者や外部の編集プロダクションへ依頼しながら進めていきます。そうなると上10段と下5段を全て担当するわけですから、さながら編集長のような位置づけの仕事となります。スポンサーや記者と打合せを重ねながら掲載日へ向けて進行管理を行っていきます。

また、大きな企画になると企画のキャップとなり本社だけでなく地方の支社に勤務する営業マンとの連携を図り企画を充実させていきます。もちろん、入稿前に自ら原稿チェックも行い文章や写真に間違いがないかを確認していきます。そうして、苦労の末、企画が紙面に掲載されていくんですね。その意味では、営業と編集を両方担当するわけですから編集長のような立場な仕事ともいえるかもしれませんね。

記者とは違ってチームプレーが重視される仕事と言えます。個人の売り上げ目標はありますが、明確なノルマはないので、みんなで情報を共有しながら仕事を進めていきましょうという雰囲気が部署にはありますね。だから、一人で数字だけ達成していれば良いという営業スタイルとは、少し違うような感じがします。

一日のスケジュール

つづいて二つ目です。

私の一日のスケジュールを簡単にまとめてみました。

朝は定時が9時なのでだいたい8時40分頃に出社します。はじめにすることは、全国紙・地方紙・業界紙に目を通して他社がどのような広告企画を行っているか、チェックをすることです。
その後に、当日の紙面に載った自分のスポンサー用に掲載紙を用意したり、営業のための準備をしたりします。業務スタートの9時頃からアポ取りなどの電話を行い、10時頃からは、営業や打合せに外へ出かけていきます。営業先は、企業や広告代理店などですね。本社勤務だと名古屋市内がほとんどですね。

その後、夕方前位に帰社して、明日以降の営業のための準備や社内の打合せなどを行います。たまに、業界団体などの懇親会や会合へご招待いただいて会合へ参加したりすることもありますが、大きな特集企画などがない限りは、だいたい定時くらいで帰社する事が多いですね。

思い出に残っている「思い出に残る」仕事

つづいて、仕事の魅力についてお話をしたいと思います。

スライドにあるのが2017年に企画をした「トヨタ自動車80周年特集」です。
こちらの企画は、タイトルにあるようにトヨタ自動車の80周年を記念して、過去から現在の取り組みや未来の姿までを紹介した46ページにわたる企画です。

私が入社してから担当した企画としては一番大きい企画でした。これだけの大きな企画ですから、会社全体で取り組む企画となり、スポンサーとの調整から編集紙面の構成まで多くの調整が必要となります。トヨタ自動車を網羅的に紹介する事を主眼に置いて構成を考えたら、最終的に46ページというボリュームになっていました。その上、コンテンツの質にこだわると同時に、長く保存してもらえるように紙質にもこだわって、通常の紙面よりも良い紙を使用しました。その意味では、通常よりも製作費を多く使っていますね。

でも、結果として紙の質にこだわったことはよかったと思います。掲載後にある企業の社長さんから幹部社員に読ませたいから100部もらえないかというお話を頂きました。新聞の賞味期限はとても短いと思いますが、良い紙面を作るとずっと残っていくことができるんだと実感できる瞬間でした。
今後も多くの方に永久保存版として保管いただけるような企画を作っていきたいなと思います。

「新聞広告」の仕事のメリットは?

最後に、仕事のメリットについてお話して終わりにしたいと思います。

仕事のメリットはなんといっても「人脈が広がる」ではないかと思います。これは、前職との比較でも圧倒的な感じがします。特に経営者の方とのネットワークが広がるので、企画推進の際にとても良い影響がありますね。
「人脈」は仕事の幅を広げ自分の人生を豊かにするアイテムのひとつだと思います。だから、中部経済新聞社で働くことは、人生を豊かにすることになるかもしれませんね。

それから、良い意味で「少数精鋭」なんですよね。一人当たりの担当と裁量権が多い事もありますけど、少ないがゆえに部署内でお互いに協力し合うことが多いんですね。だから、チームプレーで一つの企画を成立させていくので、仕事の達成感をチーム全体で分かち合えることは働くうえでのメリットになるかなと個人的には思います。

これから、紙媒体だけでなくWEBの領域も含めて広告の仕事が広がっていくと思いますので、新しいことに一緒に挑戦できる人と働いてみたいと強く思っています。皆さんからのご応募をお待ちしています。

ご清聴ありがとうございました。

※所属は当時の情報です。

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