自分の企画からベストセラーを生み出したい!

企画開発局事業部 出版担当
2018年入社
Q1. 「出版」の仕事を希望された理由は何ですか?
「活字」が大好きだからですね。
大学時代の研究テーマは小説などの物語の構造を研究することでした。物語の構造を分析し登場人物の役割からどのように話をすすめていくのかを研究していました。
また、他の新聞社ですが文字をチェックする「校閲」のアルバイトも行っていたこともあり大学生活は「文字」に囲まれた環境で過ごしていました。
必然的に新聞社や出版社を多数受験し、中部経済新聞社とご縁を持つことができました。
Q2.「出版」の仕事を教えてください。
出版の仕事は大きく ①企画 ②編集 ③販促 の3つにわけることができます。
はじめに①企画は、簡単に言うと「どのような本をつくるのか?」を考える事です。
誰をターゲットとして誰に執筆してもらうのかを企画書にまとめていきます。
次に②編集は、著者や印刷会社などとのやり取りが中心となります。単純に原稿を受け取って本にするのではなく、どのような内容の本とするべきかを著者と打ち合わせをして決めていきます。本の内容に関すること以外にも広告宣伝用のキャッチコピーはどうするか?など細部にわたる所まで何度も何度もやり取りを繰り返していきます。
後に③販促は、苦労して製作した本を多くの方に読んでいただくため書店へ営業をかけて販売いただける場所を確保することです。目立つPOPなどを作成し、営業に出向きます。
通常の出版社ですとそれぞれ分業で行いますが、中部経済新聞社では①~③までを一人で担当することができます。プロジェクトリーダーとして全ての業務に携われることができ、とてもやりがいを感じています。1冊の本を作成するのに1年以上かかることもあります。発刊し、書店に並んだ姿を見たときは、感慨深いものがありましたね。

Q3. 今後の目標はありますか?
入社して日が浅いためまだまだ勉強しなければいけませんが、将来的には自らが企画した書籍でベストセラーを作ることができればと考えています。弊社は経済小説の大家である城山三郎のデビュー作「中京財界史」を出版した歴史もありますので、それに負けないような新しい書籍を生み出すことができればと考えています。
※所属は取材当時の情報です。