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日本二輪車普及安全協会 初心者向けレッスン開始 新たにツーリング先でイベントも

初心者向けの運転講習を始める(写真は22年の講習)
初心者向けの運転講習を始める(写真は22年の講習)

 二輪車の交通安全活動などに取り組む日本二輪車普及安全協会(本部東京都)は、二輪車ファンの裾野を広げる取り組みに注力している。2024年度から初心者向けに特化した運転講習「ベーシックライディングレッスン」を開始。また、ツーリング先でのイベント「ジャパン・ライダーズ・カフェ」も試みている。

 ベーシックライディングレッスンは、公道での走行に不安を抱えていたり、免許取得間もない初心者向けに実施する。これまでも同様に安全運転講習を行ってきたが、新たに初心者向けにプログラムを刷新。24年度は全国99カ所で開催し、3千人以上の受講者を見込んでいる。うち東海3県でも計5回行う。

 また、ジャパン・ライダーズ・カフェを新たに始める。二輪車ファンの人気スポットを、ツーリングの立ち寄り先に設定。現地でプレゼントを配布するほか、ジャパン・ライダーズのアンバサダー、梅本まどかさんによる安全啓発の催しを行う。

 直近14日には、奈良県の道の駅「針テラス」で開催。愛知県では、8月25日に茶臼山高原スキー場(愛知県豊根村)で実施する。

 このほか、高校生向けの安全運転の啓発にも注力している。高校生に運転講習を行い、安全に二輪車を運転できるようサポートする。高校生の長時間通学の解消に寄与する狙いだ。23年度は埼玉県など22県で実施し、6千人超が受講。今後も要望に応じて同様の活動を続ける。

 小椋道生専務理事は「ぜひ若い人に当協会の活動を知ってもらい、活用してもらいたい」と話している。

 同協会は、1971年に前身の協議会が設立。二輪車の運転講習に加え、盗難照会システムや二輪車の駐車場案内、通行規制区間の情報提供などに幅広く取り組んでいる。

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