取材ノート 企業の成長した姿伝える
■昨年夏、2年ぶりに尾張東部エリアの担当に復帰した。コロナの影響が大きかった時期に当地にいられなかったため「以前取材した企業はどうしているだろう」と心配だった。
そんなことを考えていたら、3年前に取材した町工場から連絡があった。新商品が完成したという。訪れると「3年間でずいぶん成長した」と、社長の声が弾んでいる。以前は自社製品を作ったものの、PRの方法も手探り状態。しかし今は、プレスリリースやクラウドファンディングを活用し、全国に発信し注目されている。また、ある建設会社は福利厚生を大幅に拡充していた。聞けば「この2年で若い社員がたくさん入った」と言う。新社屋も完成しており、驚かされた。
コロナ禍の厳しい状況の中、事業継続のために何をしてきたか。その答えはいずれさまざまな面で表れてくるだろう。各企業の成長した姿を伝えていけることを願っている。
■天野 こず重(あまの・こずえ)尾張東部7市2町を担当。社用車が新しくなった。きれいだがラジオが付いていない。もちろん音楽もラジオもスマホで聞くことができる。カーラジオがないなんて、と考えるのは古いのだろうか。
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