取材ノート 名古屋エンタメの盛り上がりに期待
■お笑いファン歴は約5年。学生時代から今に至るまで、空いた時間は常に、好きなお笑いコンビのラジオを聞いている。最近、お気に入りのラジオ番組のいくつかで、名古屋で開かれたお笑いライブが話題に上がることが増えた。話し手はいずれも、当地域を拠点としているお笑いコンビではない。名古屋のエンターテインメントの勢いが増しているように感じた。
これまで、劇場・芸術施設の新設や、既存の劇場にエンタメイベントを呼び込む企画などに取り組む企業を多く取材してきた。名古屋のエンタメを活気づけるために奮闘する経営者の皆さんが口をそろえるのは、「文化不毛の地・名古屋を盛り上げたい」という言葉。思いや積み上げてきた努力が、実を結び始めているのではないだろうか。
施設を新設した経営者は「文化の無いところに人は育たない。(新施設を)地域を盛り返すランドマークにしていきたい」と熱く語っていた。エンタメコンテンツに心酔する人間として、今後も当地域のエンタメを応援していきたい。
■中村 光希(なかむら・みつき)名古屋市内の中小企業担当。好きなお笑いコンビをよく聞かれるが、答えたコンビを質問者が知らない場合が多く、9割変な空気になる。最近は気まずさを打開するため、「いずれ知る時が来ますよ」と意味ありげにほほ笑むことにしている。
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