取材ノート ポストコロナ、これからが勝負
■先日、学生時代の友人が愛知に遊びに来た。目的は昨年11月に長久手市にオープンしたジブリパーク。東京都に住む彼女は熱心なジブリファンで、パークに行くのはこれが4度目だ。彼女いわく「最近は外国人の来園者が非常に多い」という。入国制限の緩和や円安を追い風に、インバウンド(訪日客)が増えているようだ。
取材先の宿泊施設は、元々インバウンドの利用が半数以上で厳しい状況が続いていたが、インバウンドの増加によって回復傾向にある。ただ、コロナ禍の離職によって、外国語ができるスタッフが減っており、残されたスタッフで接客マニュアルの刷新や多言語で表記したメニューの作成など、対応に追われているという。
新型コロナウイルスの影響が次第に落ち着き、厳しい時代を生き抜いた企業はポストコロナを見据えて前を向いている。「コロナを言い訳にできなくなったこれからが勝負」と意気込む企業も多い。そんな企業の思いを読者に伝えていきたい。
■小山 楓(おやま・かえで)西三河地域を担当。いつかはジブリパークへ行ってみたいが、まずはジブリ映画を見ることから始めようと思う。
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