SDGs特集
ヒルカワ金属株式会社
竹資源の活用推進、
新事業創出、地域活性化へ
当社は、2020年12月に桑名市と「竹資源を活用したSDGs推進連携協定」を締結しました。さらに、同協定をもとに21年2月に「桑名竹取物語事業化協議会」が発足しました。タケノコ産地である桑名市において、放置竹林の解消とともに竹資源を活用したSDGs推進を目指しています。
協議会には、建材や建築、観光、外食、肥料・園芸用土、リサイクルなど幅広い業種の企業はじめ、地域の大学・高校、市内で竹林整備を担う「NPO法人桑竹会」と東海3県から多種多様なメンバーが参画し、「竹林整備」「担い手創出」「6次産業化」「企業誘致」を柱に、竹・タケノコを資源とした持続可能な経済的循環を地域内で生み出すことを狙いとしています。
現在、「整備」「食品」「農業」「材料」「PR」の5部会が活動を展開しています。桑竹会が竹やタケノコを供給し、食品部会がメンマや水煮の試作、材料部会は竹で作った集成材の活用に取り組んでいます。
建設資材の販売をメインに展開する当社は1984年の創業以来、グレーチングやマンホールのふたといった桑名の鋳物販売から始まり、スチール、ステンレス、アルミ、再生素材と時代に合わせて取り扱う素材を拡大してきました。安心、安全、エコに重点が置かれる中、竹は可能性のある素材として期待できます。
桑名から竹資源の活用に関する情報を発信して、将来は近隣市町、ASEANなど海外にも広げていきたいと考えております。
ヒルカワ金属株式会社
〒511-0867
三重県桑名市陽だまりの丘6丁目801番地
TEL.0594-41-4141 FAX.0594-41-4140