米とともに三千年

池山健次著

　本書は平成２６年３月２５日から５月２３日まで５０回にわたって中部経済新聞最終面に掲載された「マイウェイ」を再構成したもの。著者はハナノキ会長。

　日本人の主食であるお米は、伝来してから３０００年の歴史があります。ハナノキはお米を取り扱い、これを「不易」としてきました。そして、時代の変化に合わせて集荷業から小売業、卸売業へと業態を変化させて生き抜いてきました。

　ネット販売など新しいチャンネルを切り拓いて模索する姿を紹介します。

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book00840	米とともに三千年 ISBN978-4-88520-187-5	新書判並製本	880円送料250円	数量:

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書籍名書籍コード	米とともに三千年 ISBN978-4-88520-187-5
体裁	新書判並製本
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著者紹介：池山健次さん

　米穀卸ハナノキの池山健次さんがこのほど、４代にわたる同社の歩みと自身が歩んだ半生などを振り返った『米とともに三千年』を執筆した。

　池山健次さんは北名古屋市出身。１９６７年に慶應義塾大学文学部卒。

　本書は、米の原点である稲作の歴史から始まり、創業者の池山網次郎氏から健次郎氏、幸夫氏、健次氏をへて現社長の真一郎氏にまで引き継がれた同社の歴史を振り返っている。

　また、これまでの歩みを米の集荷から小売り、卸売りを経て「コメ・メーカー」へと３０年周期で業態を適応させてきたことにも言及している。

　自身も当初は営業に向いていないと考えた池山さんは、後継者難に悩む中小企業経営者に本書を通じて「立場が変われば、人間は変われる。家業を継げないと思う子どもでも、役割意識を持たせ、懸命に関われば立派な後継者になる」とアドバイスしている。