青草も燃える

矢野弘典著

本書は平成22年10月から40回にわたって中部経済新聞最終面に掲載された「マイウェイ」を再構成したものです。

著者は現在中日本高速道路顧問をつとめます。民営化に伴って中日本高速道路の会長CEOに着任した著者が経営の奥義を語ります。2部構成で、1部では民営化後の高速道路会社のありかたを、東芝時代、経団連時代に出会った人や心に残る言葉から学んだ「現場主義」に立って語り、2部では『論語』を題材に経営の真髄に触れ、土光敏夫氏の生きざまや土光氏との貴重な交遊録も添えます。

No.	書籍名書籍コード	体裁	価格	注文
book00540	青草も燃える ISBN978-4-88520-149-3	新書判並製本	880円送料250円	数量:

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書籍名書籍コード	青草も燃える ISBN978-4-88520-149-3
体裁	新書判並製本
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著者紹介：矢野弘典さん

　中日本高速道路（ＮＥＸＣＯ中日本）元会長（現顧問）の矢野弘典さんは自身の半生を振り返る「青草も燃える」を執筆した。

　平成２２年１０月から１１月にかけて中部経済新聞に連載した「マイウェイ」を加筆、修正したもの。本書は２部構成。第一部「マイウェイ」では、矢野さんの学生時代から東京芝浦電気（現東芝）時代のエピソード、日本道路公団の民営化後、初の会長ＣＥＯに就任したＮＥＸＣＯ中日本での取り組みなどを紹介している。

　書き下ろしの第二部「天命を信じて」では、矢野さんがお世話になったという東芝元社長の土光敏夫さんの逸話と、自身の愛読書「論語」について綴られている。

　本書のタイトル「青草も燃える」は土光さんの言葉。矢野さんが東芝子会社の再建に携わった時に贈られた。矢野さんの座右の銘でもある。

　　矢野氏は経営者時代を振り返り「人の心が変わると会社は劇的に変わる。会社を経営すると、モノやお金ではなくて『人』に感動することがたくさんある」と語る。
「当時の事柄を書くよりも、その時、どのように考えたのかを中心に書いた」と、矢野さんの人柄がわかる内容となっている。