御園座で6年ぶり「まねき上げ」 「吉例顔見世」の成功祈願
御園座(名古屋市中区)で10月11日から始まる「第51回吉例顔見世(きちれいかおみせ)」を前に、出演する歌舞伎俳優の名前と家紋を入れた看板を掲げ、公演の大入りを願う「まねき上げ」が9日、行われた。同公演で襲名披露を行う、8代目尾上菊五郎さんと、6代目尾上菊之助さんの親子が登場し、塩投げや三本締めで成功を祈願した。
吉例顔見世は、1965年から毎年10月恒例の公演として行われてきたが、2020年以降はコロナ禍の影響で中断。今回は6年ぶりの実施で、まねき上げも6年ぶりに開かれた。
菊五郎さんはあいさつで「本日は重陽の節句でもあり、格別の日。御園座は若いころから大役を演じさせていただき、育てていただいた劇場。息子と2人で襲名披露をさせていただき嬉しい」と話した。
今回、菊五郎さんと菊之助さんは、映画「国宝」でも話題となった「二人道成寺」などを演じるが、「ぜひ劇場で生の歌舞伎の美しさを感じ、その魅力に触れてほしい」とアピールした。
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