中電、夏場の節電要請 協力者にポイント進呈 出力増など供給強化も
中部電力は、夏場の厳しい電力需給を見込み、7月1日から9月30日まで、家庭と企業に節電協力を要請する。17日、林欣吾社長を本部長とする「電力需給対策本部」を設置した。供給面では、電源の追加供給力の公募や需給逼迫(ひっぱく)時の火力発電所の増出力運転などの対策をする。需要面では、家庭向けの省エネ・節電企画を大きく二つ実施し、協力者にはウェブ会員サービス「カテエネ」ポイントなどの特典を進呈する。家庭向けの企画には、3カ月で50万人の参加を見込み、500万キロワット時の節電効果を狙う。
残り610文字/全文853文字