既存店8社増収、回復鮮明 中部外食チェーン9社4月売上高 コスト増 懸念材料に
中部の主要外食チェーン9社の4月の既存店売上高は、8社が前年同月比で増収だった。まん延防止等重点措置(まん延防止措置)の解除を受けて月を通した通常営業が再開し、回復基調が鮮明になった。ただ、油や小麦など原材料の価格高騰が懸念材料。「(値上げは)客離れに直結するが、現状では避けられない」と飲食店関係者。コロナ禍からの再起を狙う各店は、コスト削減とサービス向上の両立に知恵を絞る。
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