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「推し活」消費、中部で過熱 写真ケース絶好調 ブライダルでも人気

セリアでは、「推し」の写真を収納するケースが売れている
セリアでは、「推し」の写真を収納するケースが売れている
 好みのアイドルやアニメキャラクターを応援する「推し活」市場が過熱する中、中部企業は商機とみて需要の取り込みに動いている。既に写真を収納するケースの売り上げが3倍と大幅に伸びているほか、ジュエリーなど高額品でも売り上げが好調だ。婦人アパレルのクロスプラス(本社名古屋市)は22日にスマートフォンケースを投入し市場に参入する。「推し」を自分の個性として表現したいニーズが高まっているようだ。

20~30代女性
 100円均一ショップを展開するセリア(本社大垣市)のビックカメラ名古屋駅西店(名古屋市中村区)。書類を保管するためのファイル類が置かれているコーナーに、平日でも20~30代の女性客がひっきりなしに訪れる。
 同社は10月、名刺サイズのカードケースの既存店売り上げが前年同月比3倍で推移した。推しの写真を衝撃や折れから守りながら収納できるハードタイプがよく売れた。売り場の担当者は「昨年秋から徐々に売れ始めた。8月には欠品もでるほど人気だった」と話す。
 クロスプラスは22日、アイドルやアニメキャラの写真やイラストをアクリル板に印刷した「アクリルスタンド」(アクスタ)を収納できるiPhone(アイフォーン)ケース「推部屋(おへや)ケース」(税込み2999円)を発売する。アクスタは推部屋ケースに立てて、置いて飾ることもできる。
 コンサート会場やおしゃれなカフェでアクスタを撮影して、SNS(会員制交流サイト)で発信するのも「推し活」の一つ。写真投稿サイト「インスタグラム」のハッシュタグ「#推しのいる生活」の投稿件数は100万件以上に上る。スマホケースとアクスタの収納を一体化し、アクスタを肌身離さず持ち歩きたい需要にも応える。
ワンポイント
 宝飾品を製造販売するケイ・ウノ(本社名古屋市)傘下で、キャラクタージュエリーを手掛けるユートレジャー(同)は、「シナモロール」や「ポムポムプリン」などサンリオキャラクターをあしらったブライダルジュエリーの10月の売り上げが前年同月比4倍と好調だった。キャラクターが指輪の表に目立たないよう、裏側にデザインしたタイプなども売れているという。
 結婚指輪や婚約指輪の平均購入単価は25万~35万円ほど。男性のファンも一定数いるといい、担当者は「キャラクターのファンを中心に、生涯身に付ける『推し』アイテムとして購入を考える人も多いようだ」と話している。

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