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[中部圏特集] 飛躍へプロジェクト着実に 名古屋市内再開発高級ホテルの進出も

中部圏、飛躍へプロジェクト着実に
中部経済は緩やかに回復している
中部経済は緩やかに回復している
新型コロナウイルスの影響が長期化するなか、中部地方の経済活動は緩やかに回復している。自動車業界は半導体不足などから足元で弱含みだが、個人消費や住宅投資は改善傾向にある。また、名古屋市内中心部・栄では高級ホテルの進出計画が明らかになるなど、コロナ後のにぎわい創出につながる明るい話題も出てきた。愛知県では国内外から人を呼び込むスタートアップ支援施設や「ジブリパーク」など、将来の飛躍に向けた大型プロジェクトも着実に進む。ワクチン接種が普及し、政府は11月をめどに行動制限を緩和する方針を打ち出した。今後の景気回復に期待が高まる。

中部経済産業局が9月中旬に発表した管内5県(愛知、岐阜、三重、富山、石川)の総合経済動向によると、総括判断を10カ月連続で「緩やかに持ち直している」とした。
 
個人消費の指標となる管内商業動態統計は、3・1%増と2カ月ぶりに前年を上回った。百貨店は衣料品、スーパーは飲食料品などに動きがみられた。

住宅投資では、新設住宅着工戸数が4カ月連続のプラスとなり、判断を「下げ止まりの動きがみられる」から「持ち直しの動きがみられる」に変更した。判断の変更は3カ月ぶりだ。

雇用面をみると、4カ月連続で「需給の緩和の引き締まりの動きがみられる」と判断した。有効求人倍率は1・31倍と7カ月連続で前月をクリアし、新規求人数は4カ月連続で前年を上回った。

一方、生産については、「増加している」から「横ばいとなっている」に変更した。判断を下方修正するのは10カ月ぶりとなる。

主に自動車部品や乗用車などの輸送機械工業に加え、電気機械工業、鉄鋼業が落ち込んだ。世界的な半導体不足に加え、東南アジアでのコロナ感染急拡大による部品調達停滞の影響が出ており、今後の動向に注目が集まる。

コロナ禍だが、明るい話題もある。名古屋市内の繁華街・栄では米ヒルトングループの最高級ホテルブランド「コンラッド」が進出する方針が明らかになった。中部地方には富裕層が宿泊する高級ホテルが少ないといわれており、注目を集めそうだ。

進出場所は、名古屋三越栄店の北側で、三菱地所などが開発する錦3丁目25番街区。「栄角地」とも呼ばれる一等地だ。

コンラッドは、41階建て複合ビルの1、10、11、31~40階に入居する見通し。客室数は166室(スイートルームは33室)。平均客室面積は62平方メートル。2026年8月に開業する予定だ。

栄地区は近年、大きく景観を変えた。昨年9月には栄地区のシンボルである名古屋テレビ塔(中部電力 MIRAI TOWER)が改修工事を終え、営業を開始。足元に広がる久屋大通公園では、公園・店舗一体型施設「レイヤード・ヒサヤオオドオリパーク」が誕生した。

今後も中日ビルや丸栄跡地、栄角地などで再開発計画が進む見通し。さらなるにぎわい創出が期待できそうだ。

愛知県では、将来の飛躍に向けたプロジェクトが着々と進んでいる。

昨年夏、2022年秋の開業を目指すジブリパークの本体工事が始まった。ジブリパークは愛・地球博記念公園(長久手市)に整備する、スタジオジブリの世界観を表現する公園施設だ。 

また、24年には名古屋市昭和区で国内最大級のスタートアップ支援拠点「ステーションAi(エーアイ)」を開設する計画。143億円を投じ、勤労会館跡地の約7300平方メートルに地上7階建ての施設を建設する。

今年4月1日には先行展開する拠点「プレ・ステーションAi(エーアイ)」を名古屋市中村区の複合施設「グローバルゲート」に開設した。本格稼働まで切れ目のない支援を強化する狙いで、資金調達の相談機能などを充実させた。 

愛知県は7月、ステーションエーアイの運営事業者を通信大手のソフトバンク(東京都)に決定したと発表した。同社の新規事業開発のノウハウを生かし、スタートアップ約千社を集めることを目指す。 

昨年春にコロナが流行してから1年半になる。コロナ収束の切り札として期待されるのが、ワクチン接種の普及だ。愛知県は大規模集団接種会場で若年層向けの優先枠を設けるなど、ワクチン接種の機会を増やす取り組みを矢継ぎ早に打ち出している。大村秀章知事は、「感染防止対策の徹底に加え、多くの方にワクチン接種をお願いしたい」と呼び掛けている。

ワクチン接種の普及をにらみ、政府は11月をめどに、行動制限の緩和を検討する方針を示した。ワクチンの接種済み証明書の提示などを条件に、飲食店やイベント、旅行業界などで制限を緩和することが検討されている。コロナ禍で打撃を受けた事業者にとっては、希望の光となりそうだ。

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