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中堅自動車部品メーカー 生活用品相次ぎ開発 照明器具や浴槽カバー…収益基盤多角化へ

東海理化は照明器具やバッグなどの商品化を進めている
東海理化は照明器具やバッグなどの商品化を進めている
 中部地方の中堅自動車部品メーカーが、生活用品の商品化に続々と乗り出している。自動車部品づくりで培ったノウハウにより高い機能や意匠性を持たせ、より個人消費者に寄り添ったビジネスモデルの構築を急いでいる。新事業の一つとして育て、将来の収益基盤の多角化につなげる狙いだ。

 シンプルな見た目の照明器具やペン、オゾン除菌脱臭器―。東海理化(本社愛知県大口町)が2020年度に立ち上げた小物の新ブランド「エクスプロリカ」の商品だ。自動車スイッチのデザインのノウハウを生かし、高い意匠性を持たせている。このうち照明器具は本体を回転させて点灯させるなど機能性も追求。22年中の市販を目指している。
 このほか、シートベルトの端材を活用し、丈夫で環境にやさしい鍋敷きやバッグ、ペンケースを制作。また、マグネシウム鋳造の生産技術を応用し、従来品より軽いテント用のペグやダッチオーブンなどの商品化も狙っている。
 自動車用内装材メーカーの共和レザー(本社浜松市)は住宅設備分野に注力している。このほど、大手住宅設備メーカーに浴槽のカバーとなるエプロン部材の供給を開始した。従来は浴槽向けにフィルムのみを納めていたが、今回からは樹脂部品にフィルムを貼りエプロン部材として納入しており、付加価値を高めた格好になる。
 花井幹雄社長は「最終商品の形を想像し、個人消費者のニーズに対応した仕事を進める」と力を込める。
 また、ファインシンター(本社春日井市)も新事業の創出を加速。金属を粉末にする技術を生かしてつくった昆虫食、チタン製でアイスを食べやすくするスプーンなどの商品化を進めている。
 もっとも生活用品は自動車部品に比べ量産化が見込みにくく、消費者の嗜好(しこう)も変化しやすい。収益化に向けては、自動車部品とは異なる営業戦略などが求められることになりそうだ。

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