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[取材ノート] 五輪でも「機を見るに敏」 / 愛知

新型コロナウイルスの感染者が過去最多を更新する中、どれくらいの熱量で東京五輪の話題を伝えればいいか。報道の現場では、葛藤が続いているのではないだろうか。五輪中止の意見もネットではいまだ散見され、世の中のムードを全く無視した報道は難しいと感じる。

一方で、五輪に対するこの地域の経営者のスタンスはブレがない。芸能関係者が世論を考慮して相次ぎ辞退した聖火リレー。担当エリアの取材先の社長は、当初から「家族や社員に感謝の気持ちを込めて参加する」と話して、堂々と走った。

カナダ女子ソフトボール代表チームが事前合宿を行った安城市では、コロナ禍で外に出られない中で食事を楽しんでもらおうと、安城商工会議所青年部が市内の飲食店に声掛け。27店舗が賛同し、日替わりで選手らに弁当を届けた。

参加した飲食店の事業主らに取材したところ皆、五輪を楽しみに食事を提供していると笑顔だ。中には「アスリート向けの弁当を強化していきたい」と、自社の事業展開に生かすつわもの社長もいた。経営者が大事にしているのは、世の中のムードではない。だからこそ「機を見るに敏」につながるのだと、五輪で実感している。

 ■松田 理恵子(まつだ・りえこ)刈谷支局で碧海5市と西尾市を担当。コロナ禍の楽しみは、同郷であるお笑いコンビ「千鳥」の漫才とアーティスト藤井風のユーチューブ配信。自分が名古屋で引け目に感じていたなまりを堂々と表現している姿に、羨望(せんぼう)を感じる。

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