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東海の上場46社21年3月期決算 純利益5割が増益・黒字化 今期予想3社に2社増益

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売 上 高
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 東海3県(愛知、岐阜、三重)に本社を置く上場企業(証券、新興市場除く)の2021年3月期決算が30日までに「序盤戦」を終えた。集計した46社のうち、全体の87・0%に相当する40社が22年3月期予想を増収とした。純利益は、3社中2社に相当する30社が増益、黒字化を見込む。コロナ影響の収束時期は不透明だが、製造業を中心に業績の持ち直しが鮮明になった。

 前3月期決算の売上高で比較可能な45社中、77・8%の35社が減収だった。減収企業のうち、17社が2桁の大幅減収を強いられた。コロナ影響で、低調な鉄道の運輸収入の減少などが響いたJR東海の売上高は55・4%減の8235億円だった。あみやき亭は、コロナ感染拡大に伴う会食自粛や営業時間短縮が響き、売上高は30・6%減の221億円と苦戦した。
 一方で、純利益が増益(黒字化含む)だった企業は、全体の52・2%に相当する24社。デンソーやアイシンなどトヨタグループ主要8社の前3月期の連結決算は、全8社が減収になった一方で5社が最終的な利益の純利益で増益(黒字化含む)を確保した。トヨタ自動車の生産回復が寄与したほか、原価低減に努めたことで、年度後半にかけて収益を押し上げた。
 5月は、名証上場の100社以上が3月期決算発表を行う。コロナ禍で経営環境が悪化した中でも、製造業を中心に黒字を確保できる収益力の高さがこれまで以上に注目されそうだ。
 今回集計した3月期決算企業46社は次の通り。
 あみやき亭、ヤマナカ、日本車両製造、JR東海、マキタ、イビデン、トランコム、メルコホールディングス、オークマ、キムラユニティー、MARUWA、未来工業、フタバ産業、東海理化、愛三工業、大豊工業、中央発条、ファインシンター、デンソー、豊田自動織機、アイシン、愛知製鋼、ジェイテクト、トヨタ紡織、豊田合成、豊田通商、中部電力、日本ガイシ、東邦ガス、トーエネック、トランコム、太平洋工業、カノークス、東海エレクトロニクス、トリニティ工業、川崎設備工業、旭精機工業、大宝運輸、タカキタ、大同特殊鋼、アイカ工業、愛知電機、丸順、セブン工業、鶴弥、中広(順不同)

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