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[中部圏特集・陸運・港運] 名古屋港への物流効率さらに向上 名二環、5月1日に全線開通へ

中部圏、将来の飛躍へ着々
名古屋港へのアクセス向上が期待させる名二環(名古屋西JCT、写真提供・中日本高速道路)
名古屋港へのアクセス向上が期待させる名二環(名古屋西JCT、写真提供・中日本高速道路)

名古屋港は総取扱貨物量、輸出から輸入を差し引いた貿易黒字額はともに日本一。中部にとどまらず、日本の産業や暮らしを支える。コンテナ貨物をはじめ、バルク(ばら積み)貨物、完成自動車をバランスよく取り扱う。中部国際空港を有する伊勢湾一帯の地の利を生かし、海上輸送と航空輸送の連携による輸送形態「シーアンドエアー」も展開している。日本のものづくりを支える国際競争力のさらなる向上に向け、自動車の取り扱い機能強化、船舶大型化に対応した岸壁整備などが進展している。

11年ぶりの低水準

名古屋港管理組合が発表した2020年の名古屋港港湾統計(速報値)によると、総取扱貨物量は19年比13・3%減の1億6852万トン。新型コロナウイルス感染症による世界的な経済活動の低迷が響き、11年ぶりの低水準だが、19年連続で日本一は堅持する見通し。一方、名古屋税関の名古屋港貿易概況(速報値)は、貿易黒字額が6兆991億円で、日本一は23年連続だ。

日本一の貿易黒字を稼ぎ出す名古屋港(写真提供・名古屋港管理組合)

日本一の貿易黒字を稼ぎ出す名古屋港(写真提供・名古屋港管理組合)

金城ふ頭では、自動車運搬船の大型化や自動車の輸出需要増に対応するため、分散している自動車取扱機能を集約して効率的な海上輸送実現に向けた再編整備を進められている。21年度中の完成をめざし、水深12メートルの岸壁整備や輸出自動車を一時保管するためのモータープール拡張工事が行われている。

一方、飛島ふ頭ではコンテナの積み下ろしに使う「ガントリークレーン」の更新が進んでいる。22年度までにNCBコンテナターミナルでは2基を更新する計画で、ガントリークレーンの老朽化やコンテナ船の大型化に対応することで、より効率的な荷役作業につなげる。

 

大きな経済波及効果

陸路でも整備が進む。
名古屋第二環状自動車道(名二環)の名古屋西ジャンクション(JCT)―飛島JCT間(12・2キロ)が5月1日に開通する。同区間の開通により、名二環全線開通が実現する。東名高速道路や名古屋高速道路、伊勢湾岸自動車道などの主要高速とつながる。飛島ふ頭へのアクセスが向上することから物流の効率化や名港連携強化による地域防災力のアップなどが期待される。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの試算では、約80年間で約10兆2千億円の経済波及効果をもたらすとしている。

名二環全線開通に伴う名古屋港への物流効率化の期待値は大きい。例えば、小牧市内の物流センターからトラックで名古屋港へ貨物を運ぶ場合、所要時間が36分と、25分の短縮が見込める。ある企業は小牧市の物流センターと名古屋港間の貨物輸送に関し、所要時間短縮によりトラック1台あたりの回旋数が1日2往復から3往復に増やすことができる、としている。名古屋港と周辺の産業集積地との連携強化が見込まれている。

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