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食の風景 エジプト ナイルの恵み「日本米」 水紛争、新品種で道開く

エジプト北部のナイル川デルタ地帯。アブカメルの田で実ったばかりのジャポニカ米の新品種「サハ108」が、穂を垂れていた。農作業に雇われた男女が食べる米料理の「コシャリ」は、エジプト人が愛する国民食だ(共同)
エジプト北部のナイル川デルタ地帯。アブカメルの田で実ったばかりのジャポニカ米の新品種「サハ108」が、穂を垂れていた。農作業に雇われた男女が食べる米料理の「コシャリ」は、エジプト人が愛する国民食だ(共同)

 茶色い砂漠が突然、緑の水田に変わった。ナイル川の河口デルタ地帯のシド村。ナツメヤシの木の横で無数の稲穂が頭を垂れる。黄金色のもみ粒は見慣れた丸さだ。「これは日本米(ジャポニカ米)だ」と、代々続く農家マハムード・アブカメル(69)が相好を崩...

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2020年11月13日の主要記事