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企業立地特集

名古屋市内のホテル コロナ禍のビジネス需要取り込め 定額制プラン投入相次ぐ テレワーク、ワーケーションなど 新用途利用に期待

名古屋マリオットアソシアホテルが定額で販売中の「レギュラーフロア デラックスツイン」
名古屋マリオットアソシアホテルが定額で販売中の「レギュラーフロア デラックスツイン」
 新型コロナウイルス禍で稼働率が落ち込んだ名古屋市内のホテルが、客室や宴会場を一定期間定額で利用できるプランを相次いで投入している。新常態の働き方として普及するテレワークや、観光地などで休暇をとりながら仕事をするワーケーション需要を取り込む狙い。国の観光支援事業「Go To トラベル」を定額制プランに適用するホテルもあり、ビジネス客の新たな用途利用に期待が高まっている。

 ジェイアール東海ホテルズ(本社名古屋市)は今月、グッドルーム(本社東京都)が運営するホテル賃貸ウェブサイト「goodroom(グッドルーム)ホテルパス」に参画した。ジェイアール東海ホテルズは神奈川、静岡、愛知、岐阜で計6ホテルを運営しており、すべてのホテルで客室の定額制プランを導入し、Go To対象としている。
■30泊28万6千円
 同社が運営する名古屋マリオットアソシアホテル(名古屋市中村区)は客室面積38平方メートルの「レギュラーフロア デラックスツイン」を30泊28万6千円(税込み、割引前)で販売している。
 名古屋JRゲートタワーホテル(名古屋市中村区)は客室面積20平方メートルの「モデレートダブル」、26平方メートルの「スーペリアダブル」がそれぞれ30泊15万1800円と19万5800円(いずれも税込み、割引前)。客室の清掃はマリオット、ゲートタワーともに週2回行う。
 担当者は「客室の定額制プランは初の試み。インターネット環境が整った快適な個室空間をお得な価格で提供する。ビジネス利用の増加に期待している」と目を輝かせる。同プランに関し、ゲートタワーホテルに現在2件の問い合わせが寄せられているという。
 同じくグッドルームホテルパスに参画しているのが名鉄グランドホテル(本社名古屋市)。運営する名鉄グランドホテル(名古屋市中村区)と名鉄ニューグランドホテル(同)で今月5日から、Go To対象の定額制プランの予約受付を開始した。
 名鉄グランドホテルは客室面積17平方メートルのシングルが30泊15万円(税別、割引前)。名鉄ニューグランドホテルは14・2平方メートルからのシングルを同15万円(同)で販売している。
■企業の会議室に
 宴会場を企業の会議室として利用してもらうプランもある。
 ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋(名古屋市中区)は今月から、宴会場を年間で貸し出す定額制プランの予約受付を開始した。20人用と50人用の宴会場どちらかと、利用時間を1日2時間・3時間・4時間から選ぶ。
 プランは2種類ある。一つは宴会場を1年間に何回でも使用可能とするプラン。20人用を1日2時間利用する場合は24万円、50人用を1日2時間利用する場合は72万円(いずれも税込み)とする。
 もう一つのプランは宴会場を1年間に4回まで利用できる。20人用を1日2時間利用する場合は12万円、50人用を1日2時間利用する場合は48万円(同)となる。
 担当者は「ホテル利用客が以前より戻ってきている」と話しており、同プランの活用にも期待を寄せている。

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