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大丸松坂屋

[中部圏特集・食品流通]内食需要、健康ニーズの取り込み注力 根強い”巣ごもり消費” メーカー各社、コロナ禍への対応加速

中部圏、ニューノーマル時代へ
電子レンジで温めるだけの「レンジ対応カップ パンプキンポタージュ」
電子レンジで温めるだけの「レンジ対応カップ パンプキンポタージュ」

 新型コロナウイルス禍で活発になった巣ごもり消費。足元では一時に比べ落ち着きつつあるものの、依然として根強い需要だ。中部の流通・食品メーカーはニーズに即した新商品を発売するなど、内食需要の取り込みに注力している。

■レンジで温める


スジャータめいらく(本社名古屋市)は19日、カップ容器に入った電子レンジで温めるスープを発売する。味は「レンジ対応カップ パンプキンポタージュ」と「レンジ対応コーンポタージュ」の2種類。パンプキン味は、たっぷりのカボチャをじっくり煮込み、素材を感じるよう裏ごしした。まろやかで濃厚な風味が楽しめる。一方、コーン味はスーパースイートコーンを使用。粒入りでコーンの食感が味わえる。

ターゲットは20~40代の女性に設定。レンジで温めるだけで、手軽に小腹を満たすことができる。忙しい朝の朝食などにぴったりだ。内容量は1個160グラム、標準価格は148円(税別)。

このほか、同社がポタージュスープを発売してから今年で40周年を記念し、「スジャータポタージュ ありがとうキャンペーン」を展開している。ポタージュスープシリーズの対象商品のバーコードまたは応募マークを集めて送ると、鳴海製陶(本社名古屋市)製の高級ペアスープカップとソーサー(受け皿)のセットが抽選で5千人に当たる。応募締め切りは11月30日まで。

■糖質オフのビール


キリンビールは、主力ビールブランドの「一番搾り」から、「糖質ゼロ」の新商品を発売した。ビール商品で糖質ゼロは日本で初めて。健康志向の高まりに応えつつ、今月1日の酒税法改正でビールが値下がりしたことで高まるビール需要を取り込む。

商品名は「一番搾り 糖質0(ゼロ)」。同社の糖質ゼロ・オフ系商品はこれまで発泡酒や新ジャンルのみだった。キリンは麦芽の選定から見直し、仕込みと発酵技術を進化させることで、糖質ゼロの機能性と、ビールのおいしさの両立に成功した。

発売前の受注は好調で、9月の製造量を当初計画から引き上げ、約3割増産したという。

一方、カゴメは新型コロナ禍で拍車がかかる健康志向に対応するため、企業・自治体向け健康セミナーの展開を拡大している。今秋からは「フレイル(筋力・活力低下の予備軍)」と「女性の健康」をテーマにしたセミナーを始める。

セミナーは会場に人を集める集合型とライブ配信型の二つの受講形式を選択することができる。ライブ配信は、受講場所を問わず参加できることから、在宅勤務の企業や、多拠点で事業を展開している企業が導入しやすい。

同社の法人向け健康セミナーは累計受講者が1万5千人(8月時点)を突破した。今年の6月から、コロナ対策としてライブ配信形式を始めた。健康セミナーを通じ、企業・自治体の健康経営をサポートしていく。

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