東海3県上場企業 6割減収、7割が減益・赤字 3月期決算「序盤戦」 米中摩擦、コロナ追い打ち 8割が今期業績予想を「未定」に
東海3県(愛知、岐阜、三重)に本社を置く上場企業(新興市場除く)の2020年3月期決算発表が、「序盤戦」を終えた。1日までに集計した41社のうち、61%の25社が減収。純損益は73%の30社が減益(赤字化含む)だった。米中貿易摩擦の影響で製造業を中心に厳しい業績となったほか、新型コロナウイルス感染拡大の影響が利益の下押し要因となった。感染拡大の収束が見通せない中、全体の78%の32社が今期業績予想を「未定」とした。
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