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【中部圏特集・三重県】道路網の整備進み企業立地加速 来年「とこわか国体」開催 地元財界の機運高まる

中部圏、中長期的な成長へ
企業工業団地「亀山・関テクノヒルズ」(亀山市)
企業工業団地「亀山・関テクノヒルズ」(亀山市)

 三重県は、内陸部に工業団地、臨海部にはコンビナートが立地し、自動車関連、電子・半導体関連、石油化学関連などの工場が集積する。ホンダやデンソーといった世界有数のメーカーの拠点もある。道路のインフラ整備が進み、新しい観光施設の開業も控えるなど、今後も発展が期待されている。

道路網と企業進出


2018年度の県内総生産は8兆900億円(実質ベースの速報値)と、17年度比1・5%伸びた。増加は3年連続。比較可能な6年度以降で最も高かった。

新名神高速道路の新四日市ジャンクション(JCT、四日市市)―亀山西JCT(亀山市)間約22・9キロと、東海環状自動車道の大安インターチェンジ(IC、いなべ市)―東員IC(東員町)間6・4キロが19年3月に開通し、県内の企業立地はさらに加速している。

17年以降、開通沿線の市町(四日市市、鈴鹿市、亀山市、いなべ市、東員町、菰野町)に19社が進出。新規立地契約企業は7社にのぼる。中でも企業工業団地「亀山・関テクノヒルズ」(亀山市)は新規立地契約企業が5社あった。

また、観光にも開通効果が波及している。開通による東名阪自動車道の渋滞減少により、伊勢神宮の参拝客からは「長く滞在できるようになった」との声も上がる。

観光施設オープン


観光施設開業の動きも活発だ。19年5月に、いなべ市に商業施設「にぎわいの森」が開業した。地元農産物を使ったレストランやカフェが店舗を構える。

今秋には、多気町に滞在型レジャー複合施設「ヴィソン」が開業する予定だ。東京ディズニーランド2個分の敷地約119万平方メートルにホテル、産直市場、温浴施設などが設けられる。年間来場者数は800万人を見込む。

経済効果500億円


また、21年9月には、第76回国民体育大会「三重とこわか国体」が三重県で行われる。

大会では約2万人の国内トップアスリートが県内各地で競い合う。期間は11日間。県内外から70万人の観客が訪れ、500億円の経済効果が見込まれている。

大会を成功させるため、百五銀行、三十三フィナンシャルグループ、三重交通グループが国体・大会パートナーとなり、県内企業の寄付金・協賛金の寄贈が相次ぐなど盛り上げ機運は高まっている。

さらに同年、太平洋周辺19カ国・地域の首脳や外交官ら約200人が参加する国際会議「太平洋・島サミット」が三重県で開催される予定。今後も県外から多くの観光客が訪れ、県全体の経済にも一層の弾みがつきそうだ。

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