名市内17ホテル7月客室稼働率 3ヵ月連続低下 80% ホテル数増加で分散化
中部経済新聞社がまとめた名古屋市内主要17ホテルの2019年7月の平均客室稼働率は80・0%と、前年同月比4・5ポイント低下した。低下は3カ月連続。前月比では1ポイント上昇し、ほぼ満室の目安とされる80%を回復したが、立地の優位性からこれまで比較的堅調だった名古屋駅地区のホテルが軒並み前年実績を割り込んだ。ホテル数の増加による宿泊客の分散化が進んでいるほか、前年同月にあった全国高等学校総合体育大会の関連特需がはく落した影響もあった。
残り547文字/全文766文字