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オークマ 台湾新工場、年内稼働へ 低価格機の生産能力1.5倍に

低価格機の「ジェノス」シリーズ
低価格機の「ジェノス」シリーズ
 オークマは、台湾に新工場を開設する。投資額は15~20億円の見通しで、台湾で2カ所目の工場となる。2017年中にも稼働させる。現地で低価格のマシニングセンターと旋盤の生産能力を現行比1・5倍に引き上げる。低価格機種の需要が高まる新興国などへの輸出拠点としての機能を充実させる。(山田悠)

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 新工場は台北県鶯歌に建設する。延べ床面積は約1万4千平方メートル。台湾子会社、大同大隈の既存工場から車で約20分の場所に立地する。既存工場では「GENOS(ジェノス)シリーズ」のマシニングセンターと旋盤を生産。月産能力は現在200台。新工場を開設して300台に引き上げる。
 オークマは10年にジェノスシリーズを市場投入した。加工精度などの高性能を維持しながら、機能を絞り込み、価格を従来機種より3割程度抑えたのが特長だ。新興国や先進国の中小企業などの顧客を開拓する戦略モデルと位置付けている。現在、台湾工場から日本や米国、アジアなどに輸出している。
 アジアを中心に低価格機種の需要が高まることが予想されることから、同社は08~09年、既存工場の能力増強に加え、新工場建設を計画した。しかし、現地当局などとの手続きに時間がかかり、計画が思うように前進しなかった。このほど、建築許可が下り、建設にとりかかることになった。
 オークマの花木義麿社長は「アジアで工作機械の需要は今後も増える。ブランド浸透に注力したい」と話している。低価格機種でアジアでのブランド力を高め、日本でつくる高価格機種の受注にもつなげていく考えだ。
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