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トヨタ 小型バス「コースター」全面改良 25年ぶり、岐阜車体で生産 静粛性向上、設計も大幅見直し

グローバルにトヨタブランドを支える小型バス「コースター」(現行モデル)
グローバルにトヨタブランドを支える小型バス「コースター」(現行モデル)
 トヨタ自動車は、小型バス「コースター」を2017年1月に全面改良する方針だ。全面改良は25年ぶり。内外装のデザインを一新し、静粛性を大幅に向上させるほか、快適な乗り心地を実現する。ロールオーバー(横転)防止対策として、設計構造を大幅に見直し、安全性能をもう一段高める。岐阜車体工業の本社工場(各務原市)で月1千台前後を生産する計画。(勝又佑記)(菊地治滋)

 初代コースターは1969年2月に生産開始。3代目となる現行モデルは1992年12月にラインオフし、各国の排ガス規制や安全法規に対応してきた。
 現行モデルは、トヨタ子会社のトヨタ車体吉原工場(豊田市)で生産している。新モデルは、生産態勢見直しの一環で、トヨタ車体子会社の岐阜車体に生産を移管する。岐阜車体では今後、商用車「ハイエース」やコースターなど、大型のボックス系の車両を生産する方針。一方の吉原工場では、スポーツタイプ多目的車(SUV)「ランドクルーザー」を中心に生産する態勢を整える。
 国内で生産するコースターは、8割前後を海外に輸出している。中近東や中南米、アフリカ向けなどに供給しており、世界100カ国以上の地域で販売実績がある。
 海外では公共の乗り合いバスとして100万キロ以上使われたり、資源採掘現場の作業員輸送バスとして砂漠を走り続けるなど、厳しい走行環境でも高い品質力を保持している。また、スクールバスや障害者用の福祉バスなど、国内外の幅広い用途で生活に貢献している。
 トヨタは、グローバルにトヨタブランドを支え、市民生活に貢献してきたことを評価。社内表彰制度「トヨタアワード2014」で、加藤光久副社長がコースターに対し「ミッチー賞」を贈った実績もある。
 新型コースターは、25年前に比べ、格段に進歩した低燃費や安全技術などの最新技術を搭載。最適な居住性、安全性を追求することで、一段の拡販を狙う。
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