中小企業IT経営力大賞

更新日:2011年 9月27日 (火)

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 経済産業省は、「中小企業IT経営力大賞2012」の応募企業を募集している。同省が関係機関の協力を得て主催し、平成19年度に創設した表彰制度。
 今回が5回目で、募集期間は10月14日まで。書類審査、現地審査、最終審査を経て、来年2月24日に表彰式を行う予定。
 少子高齢化や経済のグローバル化に伴い、わが国の経済社会を取り巻く環境は大きく変化。このような環境下で地域経済を活性化していくには、経済基盤を支える中小企業の経営力を強化していく必要があり、その有効な手段のひとつがIT技術の積極活用。
 そこで、IT技術を巧みに活用するとともに、ほかの中小企業の参考となるような優れた事例の発掘を目的として創設されたのが同大賞。
 大賞、優秀賞、審査委員会奨励賞など、各賞の表彰を行うとともに、受賞企業やIT経営実践認定企業(組織)には、インフォーメーションの「I」、テクノロジーの「T」、マネジメントの「M」をデザインした同大賞のロゴマークの使用が認められる。
 昨年度の「同大賞2011」は240件の応募があり、この中から大賞2件、優秀賞件、特別賞4件、審査委員会奨励賞2件を選定。IT経営実践認定企業に100件、IT経営実践認定組織に5件を認定した。
 愛知県下からは、自動車部品製造の半谷製作所(大府市)と運送業の愛知運送(高浜市)の2社が優秀賞を受賞。
 半谷製作所は、設備稼働データの徹底解析によるラインの集約化、動作データ分析システムを活用した製造工程の作業分析による工数削減、生産管理システムによる在庫の見える化を実現することにより、内製化や省人化に成功した点が評価された。
 愛知運送は、自社の配送センターと全国のパートナー運送企業8社の配送センターなどを連携させ、受注・配送指示・在庫管理などを行う物流受付システムを構築することにより、受注や配送のみならず、帰り便を利用して梱包材の回収までを行う一貫サポート体制を実現した点が評価された。
 認定企業100社のうち、愛知県からは8社、岐阜県、三重県からはそれぞれ2社、静岡県からは4社が認定された。
 企業経営へのIT技術の活用と言えば、従来は業務効率化など守りの活用がイメージされていたが、下請けからの脱却、多品種・少量・短納期への対応、業務の可視化による戦略的経営の推進など、年を追うごとに攻めの分野への活用が増えているという。

 
 
 

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