「観測気球」リニアは東海 どう引っ張る?

更新日:2011年 9月26日 (月)

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 JR東海が計画を進めるリニア中央新幹線が、東京―名古屋間の2027年の開業をめざし、動き出した。45年の名古屋―大阪間開業まで、当面の終着駅は名古屋。この18年間のアドバンテージ(優位性)をいかに地域の活性化につなげていくか、関係者らの思惑はさまざまだ。
 名古屋駅周辺ではすでに、「リニア景気」を織り込むかたちで新ビルの建設計画などが進んでいる。名駅前地区の「引力」が強まり、栄地区から名駅前地区へ、名古屋の中心地シフトの流れが加速しつつある。
 中間駅の設置が予定されている岐阜県中津川市周辺でも、観光振興の期待が膨らむ。今年9月上旬には、岐阜県が県内全域を対象とした「リニア中央新幹線活用戦略研究会」を設立。リニアを活用した地域づくりの検討を本格化させた。
 一方で、ストロー現象を懸念する声も。中津川市を含む東濃6市の経済団体が中心となり、中間駅の建設促進に取り組む「リニア中央新幹線岐阜東濃駅設置促進協議会」の牛込進会長は、「中津川から可児市までの東濃6市が合併して、態勢を整えるべき。首都機能の一部移転も進めていく。これくらいしないと意味がない」と、意気込む。
 リニアで、東海地域はどう変わるのか―。16年後の姿を占う。

 
 
 

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