「観測気球」東海で与信コスト減 要因は?

更新日:2011年 9月20日 (火)

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 金融機関の決算計数にある異変が起きている。不良債権比率(金融再生法ベース)が上昇しているにも関わらず、不良債権を処理するための費用である与信コストが減少しているのだ。
 金融機関は一般的に、融資先の財務や返済状況を勘案して正常債権か不良債権かを区別する。債権の回収ができない場合に備え、その「不良度」に応じて引当金を積んでおく。
 単純に考えると、不良債権比率が上昇していれば、与信コストは増えるはずだ。
 東海3県(愛知・岐阜・三重)に本店を構える地方銀行8行の11年4~6月期決算をみると、三重銀行と第三銀行を除く6行で不良債権比率が上昇したにも関わらず、十六銀行など4行で与信コストが前年同期実績を下回った。
 東海3県の信用金庫の前3月期決算をみても27信金中、18信金の不良債権比率が上昇している一方、総じて「与信コストは減少している」という。
 この現象の要因を探ってみると、政府による支援策と事業性融資の伸び悩みがある。そのからくりを分析し、同時に今後の方向性を探った。

 
 
 

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