「ココが聞きたい」ホシザキ電機社長 鈴木幸彦氏 今後の成長戦略は

更新日:2011年 9月 8日 (木)

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「温める機器の市場は大きい」と話す鈴木社長

 ホシザキ電機が、中国・蘇州工場の能力増強など海外の投資を加速しているほか、新興国でM&A(企業の合併・買収)も検討している。ただ、足元では、東日本大震災の影響、欧米経済の減速など懸念材料も出ている。今後の成長戦略について、鈴木幸彦社長に聞いた。
 ―東日本大震災後の業務用厨房機器の販売状況は。
 「震災直後、関東以北の販売子会社4社の売上高は前年同期比1~2割の減少と苦戦したが、5月以降は回復しつつある。震災直後は(得意先の)外食チェーンや飲食店など外食への自粛ムードの影響もあった」
 「一方、節電ニーズを背景に従来モデル比43%減の省エネ効果がある、業務用冷蔵庫(縦型)の売れ行きが、好調だ。業務用冷蔵庫(縦型)に限れば、7、8月は前年同月比で1割以上伸びている。本社工場では、残業を増やし増産対応している」
 ―海外市場は。
 「海外の上期(1~6月)の売上高は現地通貨ベースでみれば、前年同期比7%増と好調に推移したが、円貨ベースでは2%減だった。現地の報告では、米国、欧州とも今後は景気減速の影響が出てくる、との声が多い」
 ―業務用冷蔵庫、製氷機をつくる中国・蘇州工場の能力増強など、中国市場を本格的に開拓する。
 「ことしの販売は昨年の上海万博の経済効果の反動で心配していたが、予想以上に伸びている。冷蔵庫の冷却機能などの基本性能、品質などで支持を得ている。中国では沿海部に加え、内陸部の都市にも営業拠点を広げていきたい」
 ―豊富な手元資金を保有している。成長を加速する原資にするのか。
 「当社が経営に関与することで相乗効果を期待できる会社があれば、新興国を中心にM&Aも検討していきたい」
 「また、事業領域も広げていきたい。調理・厨房機器市場でみても、当社が主に扱っている冷蔵庫、製氷機など『冷やす』ための機器よりも、食材、料理などを『温める』ための機器の市場の方が大きい。温めるための機器を積極的に開発、投入することで、新しい調理方法や料理のメニューを提案できるような会社になりたいと思っている」

 
 
 

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