<ベルアドワイズが販促用ボードを寄贈>
広告関連資材卸のベルアドワイズ(本社名古屋市中区新栄2の42の28、小森弘道社長、電話052・238・1402)はこのほど、東日本大震災で被災した宮城県石巻市に、避難所の床敷きとして、販促用ボード「エコノラックE」1500枚を寄贈した。
同商品は広告用看板だが、寄贈した被災地の避難所では、床敷きシートとして利用。被災者の居住環境改善に寄与している。
同社広報は「エコノラックEは、素材が発泡スチロールであることから、断熱効果があり、やわらかい。床敷きにすれば役に立つのではと思い寄付した」と経緯を説明した。
同商品のサイズは1枚あたり約1畳。既に、4月末から避難所である体育館一面に敷き詰めており、約200人が生活を続けている。
「宮城県には取引先もいる。今後も、継続的に支援していければ」(同社広報)としている。
<豊橋技科大が構造工学講座>
【豊橋】豊橋技術科学大学は31日、同大で「第4回構造工学セミナー」を開催する。
同大建築・都市システム学系の山田聖志教授が5月初旬、東日本大震災で被災した仙台市や名取市、東松島市を訪問。耐震都市ともいわれる仙台市で用いられている耐震・制震補強の効果や地震・津波の被害について調査した。今回は東海地震への対策も視野に入れ、山田教授が被災地の建物被害や耐震補強効果などの調査結果について報告する。
会場は同大講義棟A2―201教室。午後6時から7時半まで。聴講無料で事前申し込みも不要。