「ココが聞きたい」岐阜銀行次期頭取・湯畑正泰氏 経営統合までに打つ手は

更新日:2010年 12月18日 (土)

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「財務基盤をより良くしたい」と語る湯畑次期頭取

 株式交換により、22日に十六銀行の子会社となる岐阜銀行。同日付で湯畑正泰専務が頭取に就任する。ここのところ日銀出身者の指定席となっていたが、12年9月に行われる十六銀との経営統合までのかじ取りは、生え抜きの湯畑氏に託された。経営統合に向け、どんな施策を展開するのか。湯畑次期頭取に聞いた。
 ―自身の役割は。
 「3つある。1つは統合作業を円滑に進めること。2つ目は収益性を高めること。最後にこれが重要だが、合併時に財務基盤をより良くした形で十六銀行に引き継ぐことだ」
 「私は生え抜きで現場を知っている。苦しい時は、こういう人間が陣頭指揮を執るべき。職員、取引先とも一体感が出せる」
 ―具体的に何をするのか。
 「各営業店長に事業融資先全5千社の訪問を指示する。取引先に提案できること、役に立てることを徹底して行う。サービスを積み重ねることで信頼を築く必要があり、これからが正念場だ」
 ―収益基盤向上で注力することは。
 「9月末現在で、住宅ローン残高は前期末比72億円増えている。伸び率は、東海地域の地銀9行中2位だ。愛知県内店舗に、住宅ローンなどを担当するフリーエリアマネージャー7人を配置した。また、預かり資産専門の営業強化要員2人、さらにハウスメーカーなどの開拓に3人増員した。こうした施策が成果につながっており、さらに伸ばしたい」
 「また『豊かなシルバー社会の応援』を経営理念に掲げ、資源を投入してきた。今期、医療・介護ビジネスサポートシステムの運用を開始した。介護事業の定量評価と定数評価を行うことで運営支援できる。また、総額50億円の医療・介護応援ファンドの取り扱いも8月に始め、9月末までの2カ月間で14件10億円の実績が出来た。広い意味で介護事業の分野でも強みを発揮したい」
 ―今後の方向性は。
 「規模が拡大するのだから、取引先にとってはこれまで享受できなかった金融サービスを受けられるメリットがある。一方で地方銀行同士の合併であり、メガ銀行の生き方とは異なる。地域に密着し、統合シナジーを出していく」

 
 
 

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