「ココが聞きたい」UV印刷普及協会会長・三浦康彦氏 海外会員増強の狙いは

更新日:2010年 12月14日 (火)

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「順調にUV印刷の認知度が上がってきた」と語る三浦会長

 印刷事業者らで組織するUV印刷普及協会が発足し、丸1年が経過した。揮発性有機化合物(VOC)を使用しないUV印刷は、環境配慮型印刷として注目を集め、順調に市場を拡大させている。協会も来年4月に「UV印刷協会」と改称し、もう一段需要拡大を目指す。三浦康彦会長(エムアイシーグループ社長)に経過状況と、海外会員増強など今後の活動方針について聞いた。
 ―発足から1年が経過した。協会名も改称する。
 「UV印刷の性能向上で認知度も上がり、印刷事業者が導入するケースが増えてきた。このため協会名から『普及』を取り、さらに視野を広げた活動を展開していく」
 「UV印刷は、紫外線でインキを瞬間硬化させる方法でVOCを使用しない新しい印刷システム。食料品や医薬品など、従来利用できなかった分野でも応用できる。色の強弱も3段階で出せるため、新しいデザインも表現可能になる」
 ―現行の会員数は32社。会員増強策は。
 「国内のほか、中国やインドでも環境配慮に対する意識レベルは高くなりつつある。協会として海外事業者にも会員加盟を呼びかけ、向こう3年で60社まで増やしたい」
 「国内の印刷業界を取り巻く環境は厳しい。半面、中国では右肩上がりで市場が拡大している。新興国などの海外会員を増やすことで、協会に加盟するUV印刷設備メーカーなどのビジネスマッチングにつながればと考えている」
 ―UV印刷の認定マーク運用も開始した。
 「クライアントが環境配慮型の印刷方法として訴求できるように、マークを設定し、運用を始めた。利用状況は好調で、将来的には世界中でマークを利用してもらいたい。特に新興国では、環境意識の向上につながることを期待したい」
 ―協会の長期的活動方針は。
 「将来的には会員同士で事業面の交流も視野に入れている。それぞれ得意分野を持ち寄ることで、マッチングなども可能だ。すでに一部会員間では、事業交流に動いている。会員間で補完関係を築けるような活動につなげたい」

 
 
 

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