タイヨーエレック社長 佐藤英理子 好決算の中さらなる飛躍策は

更新日:2009年 12月 8日 (火)

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「5大メーカーの一角となるためには、計画的な機種を市場投入する必要がある」と話す佐藤社長

 新興市場に上場する中部地域企業の今3月期上期業績が、約8割で減収、7割で経常減益または赤字となる中、売上高・各利益ともに過去最高となった、タイヨーエレック。3月期決算の新興市場の地域企業の中で、増収率、経常増益率ともに最大の伸び率となり、まさに快進撃だ。同社の佐藤英理子社長に、好調決算の要因と下期の見通しなどを聞いた。

 ―遊技機市場の足元をどう見る。
 「ホールの大店舗化による、小規模店淘汰(とうた)の流れが少し落ち着き、設置台数は、むしろ伸びている。不況下でも、ストレス解消は必要。最も身近で、かつ健全な娯楽として、メーカーとホールが努力した結果、お客さんも増えているのではないか」
 ―努力とは。
 「メーカーは、射幸性を抑制し、ゲーム性の高い機種や、バリエーション豊富な機種を開発している。ホールも多様な機種を求めており、また(パチンコ玉)1円でも楽しめるよう、工夫している」
 ―上期業績好調の理由は。
 「パチンコ機では、『CR機動新撰組萌えよ剣』の第2弾を発売開始し、3万5千台を出荷した。07年に市場投入した萌えよ剣第1弾は、当社の主力機種に育っている。ヒット作は、販売面でも有利で、利益貢献度も高い」
 「さらに(07年に提携した)サミー社との提携効果も大きい。今期から、パチンコ機で主に液晶など電子部材の共通化を推進し、パチスロ機では、筐体をサミー社から調達するなど、連携を強化している」
 ―販売面は。
 「中・四国地域で初の支店をこの上期に広島に開設した。サミー社から即戦力となる営業社員人を受け入れたことで、広島をはじめ全国で、販売面のシナジー効果が出ている」
 ―下期の課題は。
 「上期に予定していたパチスロ機の発売が、適合遅れで下期にずれ込んだ。今期はパチンコ6機種、パチスロ4機種の販売を予定しているが、継続的に市場投入するためには、適合率を向上させなければならない。適合業務の人員を増強し、内部統制を強化するなど、さらに高度な仕組みづくりが必要だ」
 ―中長期目標は。
 「5大メーカーの一角となるために、年間販売台数20万台、売上高500億円、経常利益率15%を達成しなければならない。そのためには、バリエーション豊富な機種を毎期、計画的に投入する必要がある。今期は過去最高となる研究開発費億円を見込んでいるが、遊技機は企画がすべて。開発には力を入れる」

 
 

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